Jyuns 02 page!
淳ちゃんの2002turboのページ
NO.4<1974 BMW2002turbo>
-淳ちゃんの1974 BMW2002turbo-
<その4> 復活への道のり
(Special thanks 淳)
Since2003/10/21

淳ちゃんの’74 BMW2002turbo
実家から帰る途中でエンジンストールしたのは、
オルタネーターのパンクが原因でした。
オルタネーター交換で一件落着かと思いきや、
坂道を転がり落ちるように どんどん調子が悪くなっていくではありませんか。
この頃の記憶は思い出すのも嫌なので、
普段は封印しているのですが、A型の血が災いして、
修理記録や修理代金の明細をしっかり保存してたりするんですよねぇ・・・
当時の02日記を読み返しますと、
当時の苦悩が走馬燈のように頭の中を駆けめぐります。
最初は、「壊れりゃ直しゃいいじゃん」と思っていたのですが、
修理から戻る度に前よりひどくなっている始末。 2度目の車検から戻ってきた時には、普通に走らせることもままならず
「これがあの02ターボか!」という状態にまでなっており、
普段はおとなしい私もぶち切れてしまい、文句を言いに行かせていただきました。
修理内容もろくに説明できず「旧車ですから」の一言で
済ませようとするショップの対応には、本当にうんざりしました。
それでいっちょ前に請求書だけはついてくるんですから、たまったもんじゃありません。 修理代金を叩きつけショップを後にしましたが、いつまでたっても調子が 良くならない02に手を焼き、もう手放そうかというところまで思い詰めました。 (精神的にも経済的にも限界がきてました)
そんな時、現在お世話になっているショップと巡り会えたのです。
既に自走不能となっていた02をローダーで持ち込んだのですが、
初対面にもかかわらず親身に話を聞いてくれ、02の修理を引き受けてくれました。
私も「ここでダメだったら、もう諦めよう。」と覚悟を決め、
全てを任せることにしたのです。 修理に先立ち、過去の修理記録を渡していたのですが、実車の点検後、
「同じ業者の悪口は言いたくないけど、
修理したことになっているところボルトをなめた痕跡ないよ。
本当は、部品交換してないんじゃない?」
との診断をいただく始末。 そう、私はカモにされていたのです。
業者を訴えることも考えましたが、
それより意地でも02を直してやらねば
という気持ちがメラメラと燃え上がったのです。
1998年6月にドック入りしたのですが、
フェラーリのオーバーホール等予定が詰まっていましたので、
修理完了の連絡を受けたのは、その年の12月18日でした。

<修理から戻ってきた時に撮影したエンジンルームです。>
車を受け取ってびっくりしたのは、本当にしっかりしてるんです。
何がって聞かれてもうまく答えられないのですが、
車自身が「調子いいよ」と言ってるような感じと言えば分かっていただけるでしょうか。
帰り道は顔がゆるみっぱなしで、思わず大声で訳の分からないことを叫んだりしてました。
何はともあれ、02ターボの復活です。
そして現在。喉元過ぎれば何とやらで
「タービンをギャレットに換装してるなんざ、黙ってりゃわかんねぇし、
下から加速が効いて走りやすいぜ」
などとほざきつつ、次なる悪巧みを考えてます。
さぁ昔話はこれくらいにして、次回からは現在進行形の話題にしたいと思います。
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