[次のページ] [meyumi's 02 page!] [次のページ]
[Welcomeのページ] [０２ガレージのページ]

Meyumi'S ０２ Page <NO.9>

Meyumiさんの1974 ＢＭＷ２００２turbo

-28年を思う-
(Special thanks Meyumiさん) Since2002/06/08
写真はクイックすると大画面になります(^o^)/


自分の02は、本当に奇麗な02である・・・
こういう事を平気で言える自分に友人から幸 せ者だなと言われる。
しかし、1箇所だけリアーガラスのコーナー部にほんのわずかな10ｍｍもない錆の腐食部分がある。
持ち主しか気が付かない程度のものであるが、 どうも気に入らない。
(いやな性格であり友人からは、あんたは旧車を乗る資格がない と指摘もされた。)
6月、晴れた日の朝、直そうと決意する。
そこからの行動は、自分は 早い30分後には近くの板金屋で修理部分を説明し
夕方の阪神タイガースの試合の放送が始まるまでになおすという約束で車をあずけた。
板金屋から家までは徒歩で30分位 の距離なので歩いて帰る事した。
板金屋を出た自分にパチンコ屋の看板が目に入り、勝ったら修理代が浮くなぁなんて
誘惑にあったが、ここは、なんとか自分に言い聞かせ煙草をくわえボツボツと歩いた。
天気もよく精神も安定していて素直な自分がいた。
自分は46歳、18歳で自動車免許を取ってからは家の周辺を歩くという事はしなかった・・・
02の誕生日が1974年であるから02を新車で購入していればと考えると、その年月 は一致する。
28年か・・28年という年月を思い歩く。風景は変わっていた・・・
こんな 家いつ建ったんだろう・・・あの時の家がこんなに・・・
保育園の前では、ついこのあいだ21歳になる息子の送り迎いをしてたのになんて思い、
園内から聞こえるメダカの学 校の歌に耳を傾け、こんな不景気な世の中にもこのエリアは
時代が止まっているなと思いながら28年を30分の縮小バージョンで体験したような気がする。
28年か02も錆の腐食が出て当たり前だな・・・
わずかな腐食に拘っていた自分が馬鹿めいていてメダカの学校のままの自分に気がつき、
今新たに旧車を乗る資格を得たような気がします。
この間、25年ぶりに高校の友人に逢いハゲもなく白髪もない昔のままの友人に自分は、
複雑な気持ちになっていま す。
[次のページ] [meyumi's 02 page!] [次のページ]
[Welcomeのページ] [０２ガレージのページ]