BMW2002NET
-02Album-



              MY BMW 02
                          Since  1997/04/15
                          Ver.Up. 2001/08/30






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1975 BMW2002A
出会い(1994-)
 1994年、結婚を機に趣味らしい趣味を持つことを考えました。それまでは、趣味と言えば、ワープロ、いささか心得のあったパソコン程度でした。
 しかし、パソコンは、内なる趣味であり、外なる趣味を考え、そこで多少興味のあった車を対象にして趣味の車を中古車で探しはじめました。
 先ずは、知識から、車の雑誌や本を読みふけるうちにドイツ車がそれまでも好きだったのですが、なぜだかBMWが好きになり、やがてたどり着いたのが、BMW2002でした。

 「マルニが良い」と、購入を考える様になりました。心ある友人は、反対してくれましたが、止まりません。当時はネット上に中古車の情報などは、極々わずかな時代でしたので、とにかく片っ端から中古車雑誌でマルニ探し、また、近所の中古車屋さんは、すべて巡りました。しかし、これはという車には出会えません。雑誌の個人売買もどんどん電話しました。そんな中、カーマガジンの個人売買で知り合った近所の方に雑誌ティーポにマルニの連載があるのを教えてもらい、これが、シンプルオートさんを知るきっかけになりました。ご存じの様に「骨愛」の横にはいつもシンプルオートさんの広告が出ていました。で、さっそく、シンプルオートさんへ出かけました。当時は、まだ、門真にお店がある頃で、その日は奥様が、店番をされていて、電話で吉田さんに連絡を取って頂き、お会いすることができました。しかし、私自身当時、普通の中古車を買う知識は、雑誌等でそれなりにありましたが、旧車を購入する知識がなく、吉田さんの「どこまで仕上げられますか?」という言葉にビビってしまい。その場は、ヘインズのワークショップマニュアルだけ買って去りました。今思えば、吉田氏の当時の仰っている意味がよく分かります。
 そして、マルニ欲しい欲しい病は、末期症状になり、私は、家族には、「ちょっと行って来る」という言葉を残し、一人マルニを求めてお江戸へ新幹線で旅立ちました。





1975BMW2002A
1975BMW2002A(-1994-)
 お目当てのマルニは、2台。カーズバーさんもグランツさんも知らない私は、普通の中古車情報誌に載っているお店に向かいました。1件目は、西多摩群瑞穂町にあるTHガレージという町の車屋さんです。そこは東京都と言ってもかなり、田舎の様な気がしました。また、中古車ショップというよりも中古車も扱っている小さな修理工場という感じでした。お店の前に、白いマルニが置いてありました。1975年式、BMW2002、オートマ、クーラー、カセット付きです。
 エンジンは、一発始動、良い感じです。セールス担当の若いスタッフの方とさっそく試乗しました。
 「なんだか、はじめて乗った気がしない。」
 そんな印象でした。
 試乗後、各部をチェック。フロントは、加修済み、左リアにも古傷、屋根にも傷、下回りも薄汚れて、蜘蛛の巣がありました。よくよく見ると、しょぼい感じです。
 チェックする私に、年輩の整備のおじさんが、「お兄さん、こんな車は、やめて、もっと他の車の方が・・・」と言っています。それでも私は、このマルニを購入してしまいました。
 納車整備、予備検付きという条件で、手付け3万円を支払って帰路につきました。結局、もう1件のマルニの在庫の店には、行きませんでした。
 納車が近くなると、THガレージさんから、書類が送られてきました。さっそく車庫証明を取りに警察へ行きました。車体ナンバーが7桁なので、間違いではと指摘を受けたり、新車のBMWと思われたりでしたが・・・。4日後には、車庫証明が取れました。

 そして7月末、待望の納車。夕方、日産陸送さんが大阪から実走で届けてくれました。
 翌日、仮ナンバーを付けて、神戸の陸運支局へ、これがはじめての02ドライブとなりました。めでたくナンバーを取得しました。私の02ライフのスタートです。






1970 BMW1600-2 Cabriolet改
BMW2002A&BMW1600-2Cabrolet
(1994-1999)
 納車後、最初の車検までは、全く何の問題もなく、02ライフを過ごしていました。車検・整備等は近所の街の車屋さんを知人に紹介して頂き、それ以降、未だにご厄介になっています。
 またこの頃は、ニフティのパソコン通信BMWの部屋で知り合った現行BMWのオフミに参加したり、インターネットもはじめました。もっとも、国内には、BMWのホームページはなく、海外のBMWのホームページを見ておりました。マルニのHPは、ごくわずかに1ページもののホームページがありました。しばらくすると、BOHPの発見、ホントにまだ、初期の頃です。
 国内に02のホームページが無いのなら、自分で作ろうと思いっていろいろ考えておりました。
 確かこの頃にThe 2002 CLUB OF JAPAN のホームページが開設されたと思います。
 なんだかんだと翌年1997年の自分の誕生日に「BMW02ALBUM」というタイトルで開設しました。
 タイトルの通り、画像ばかりのホームページで、友人からは当時のパソコンの環境では「重い!」と不評でした。ここからの流れは、今は、現在のホームページ、「BMW02ALBUM」やBBSの過去ログをご覧になると分かると思います。
BMW1600-2 Cabriolet改 (2000cc&AT)
 1997年、カーマガジンの個人売買の欄に「バウァ社製 BMW02カブリオレ」を発見!!同じ月のオールドタイマー誌の個人売買にも出ていました。
 BMW1600-2 Cabriolet改「うーむ。欲しい。」再び、マルニ欲しい欲しい病が・・・さっそく、出品者にコンタクトをとり、とりあえず、現車を見に大阪まで行くことになりました。状態は、あまりよくありませんでした。エンジンとミッションは、2002Aのモノに換装されていました。キャブの調整が悪いのか、発進時にAT車なのにある程度のエンジンを回転数に上げないとエンストします。塗装も良くなかったです。あくまでレストアベースということで、交渉し、購入してしまいました。
 購入後は、内張を全部外してベース状態で、乗っていました。正直なところあまり乗りませんでしたが、オープンカーということで、なかなかスリルのある02で、良かったです。大きなトラブルはありませんでしたが、やはり、発進時のエンストは、スリリングでした。シンプルオートさんへレストアに出してすぐに今の1971BMW2002Aに出会ってしまい、レストアを断念しました。結局、1車検、2年間、所有していました。




1973 BMW2002 Cabriolet






+1973 BMW2002 Cabriolet(1999-)
オーナーズリストにもUpしていないのですが、うわさのタルガトップの話をします。このマルニは、N.オクムラさんが一時期所有されていた1973年のBMW2002タルガです。早い話が、個人売買で購入した訳です。カタログ名は、BMW2002 Cabrioletです。タルガトップで、右ハンドル、クーラー付き、4速マニュアルトランスミッションで、車検が切れた状態でした。



 当初、BMW1600-2 Cabrioletをレストアする間、1車検乗る予定でシンプルオートさんへ同時に2台、出しました。このタルガの方は、車検整備と塗装、ブレーキ周りの整備程度の予定でした。外装の塗装は、痛んでいましたが、床などは、すごく綺麗な02で、右ハンドル車で、クーラー付き、全く乗らなかったのを今でもちょっと後悔しています。
 2台の02をシンプルオートさんへ入庫した後、なんと1975年BMW2002Aのエンジンが壊れてしまいました。
 そこで、この1975年BMW2002Aのエンジンのオーバーホールを最優先ですることにしました。詳しいレポートは「BMW02ALBUM」にあります。
 そしてそんな中、シンプルオートの吉田さんから、1971年 BMW2002Aのお話があり、運命的な出会いとなりました。実は、少し前にもお店で整備中のところを一度拝見したことがありました。今回、前のオーナーの方が、他車の維持のために売却とのことで、里帰りとなった様です。
 そこで、3台の02をどうするのか・・・。









1971 BMW2002A
BMW2002Ax2、そして現在(1999-)
結論は、1975年BMW2002Aのエンジンのオーバーホールは、そのまま続行する。カブリオレ、タルガの2台を下取りにして1971年 BMW2002Aを購入することになりました。



 このとき1971年 BMW2002Aは、日本に来てまだ、2年弱。(2001年の7月にはじめての車検を受けました。)なんでもドイツでは老婦人が所有されていたそうで、たまの買い物に使用される程度で、車の状態がすごく良く、走行も3万キロ代、実質1オーナー車とのこと。装備はボッシュのフォッグ、リア熱線、純正ラジオ、純正スイッチボックス、ボディの外装はもちろん、特に内装が綺麗です。そして、錆び対策にロウワックス処理されています。あと、ドイツでの最初の契約書、整備記録、当時のエマージェンシーキット、オリジナルのキーも付属、クーラーはありません。日本に来てからは、ラジエーター、オイルターネーター、コイル、ソニーMDデッキ、シンプルオート特注ステンレスマフラーに交換していますが、後はオリジナルのままです。乗るのが勿体ない様な02です。
 一方、2001年5月、1975 BMW2002Aを不幸な自損事故で壊れてしまいました。当初より思った以上に損傷を受けており、サブフレームの損傷、これは、人間で言えば、腰骨にあたる部分で、修理は可能ですが、多額の費用と手間をかけなければなりません。残念ながら、再生を断念し、OHしたエンジンを活かす方向で、思案中です。